原発事故被害者団体連絡会 設立集会 開催

24日の原発事故被害者団体連絡会(ひだんれん)設立集会、飯舘村民救済申立団からも発言しました。


会場に貼られた、申立団の横断幕。
飯舘村の西端、花塚山から飯樋方向を見下ろした写真に、「村の花」ヤマユリを重ね合わせました。いまこの平野部は、黒いフレコンバッグの山だらけになっています。


冒頭の挨拶に立った、団長の長谷川健一さん。申立人が3000人を越えたことを伝えました。(村民の人口は、現在6000人を切っています)

今まで4年経ったままじっと耐えてきた。

そして各団体それぞれ繋がり合いながら国、東電に立ち向かっていきましょう!


講演をしてくださった秋山豊寛さんは、TBS記者として宇宙飛行に臨んだ方です。退職後に、現田村市の滝根町(たきねまち、鍾乳洞で有名なところ)で農業をはじめ、シイタケの出荷もしていたそうです。福島第一原発事故により、滝根町での農業をあきらめざるを得なくなりました。
のっけから力強く会場を励まし、途中詰まりながらも、報道の限界にも触れ、なおかつ、「状況がわかる写真をネットにアップするときは、英語を付けましょう。そうしないと、世界にこの現状は伝わりません」と具体的なアドバイスもあって、とても濃いお話でした。


参加団体の一番目に、副団長の赤石澤さんが立ちました。
途中で感極まってしまって…。聞いている方もグっときました。



弁護団の共同代表の一人、保田行雄弁護士。
帰還時期の目途が、さまざまな支援の打ち切りとセットで表明されていることを説明。


海渡雄一弁護士(申立団の共同代表であり、告訴団の共同代表でもある)。
原発賠償有限責任制の導入が準備されていると、その問題点をこの挨拶で解説しました。今後原発事故が起きても、裁判を起こせないような条項が盛り込まれるというものです。


UPLANさん、アワープラネットさんによる当日の映像

20150524 UPLAN 原発事故被害者団体連絡会結成集会!

Uplanさん、いつもありがとうございます。



アワープラネットより、5月24日のひだんれん集会の映像です。
いつもありがとうございます。

http://www.ourplanet-tv.org/?q=node%2F1919



「手をつなごう!立ち上がろう! 原発事故被害者団体連絡会 設立集会

 

原発事故から5年目、原発事故被害者が垣根を越えて繋がり、

力を合わせて謝罪と賠償を勝ち取ろう!

医療保障や被ばく低減策を求めよう!

事故の責任を追及しよう!

私たちはバラバラにされない!

生きる尊厳を取り戻す!

繋いだ手を離さない!

 

 

規模: 500

日時:5月24日(日)13:00開場 13:30開会~16:30閉会

場所:福島県男女共生センター

   二本松市郭内一丁目196-1 

内容

記念講演 秋山豊寛氏(ジャーナリスト・京都造形芸術大学教授・宇宙飛行士)

被害者団体からの活動報告

 

(加入団体) 原発被害糾弾・飯舘村民救済申立団、 福島原発かながわ訴訟原告団、
        福島原発告訴団、 福島原発山木屋原告団、 川内村原発事故被災者生活 再建の会、
        南相馬・避 難勧奨地域の会、子ども脱被ばく裁判の会、原発損害賠償京都訴訟原告団   (4/27現在 8団体)
   

 

(オブザーバー加入団体) 「生業を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟原告団、 みやぎ原発損害賠償原告団 (4/27現在 2団体)

【開催場所地図のご案内】

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